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誰かが幸せになる商品・サービスを提供しようよ

ひさがわりさんのこのCMで、誰かを幸せにしようよ。に触発されてエントリしてみました。

本来日本におけるCMは一部の代理店とテレビ局が枠を握っており,
価格もその人たちが決めているはず。
最近こそだいぶ単価が下がっているようだけど…。

わたしはもとの仕事柄,
プロモーションの効果測定とか,CMのクリエイティブチェックテストもやってきましたが,
一番多いのが上梓前の製品テスト,あるいはもっと手前の市場のニーズ把握調査でした。

いい商品がダメなCMで台無しになることはしょっちゅうあるし,
CMが良くてもたいしたことない商品もいっぱいあります。
でも,CM投下量だけで流通への流れ方が大きく変わるので,
世の中に並んでいる商品がすべていい商品とは限らないのが残念な限り。

世の人がそのことに気づいたのか,
とにかくモノを選んで買うプロセスに変化が発生しているのは事実です。

世の中には注意喚起することから広める,再購買に結びつけるなどでいろんな取り組みをしてます。
たとえば『情報化の現状と未来』さんのこの記事とか。
丸の内ブランドフォーラムの片平さんの「AIDEES」モデルとか。

わたしは人間様のふるまいはモデル化しきれないという派なので,
どれも正しいけどどれも正確ではない,という立場です。

でも。CMで一発を狙ってその後ほったらかしというのは勘弁していただきたい。
あと,加入者数が多いことが「Custmor Satisfaction No.1」というのもいかがなものか。
…ええ,いずれも某カテゴリですね。
離脱までのステップが長いカテゴリについては,「顧客ロイヤリティの継続」を考えていただきたい。

それよりは,CMもなく大きな企業が作った訳でもない,
ささいなものが結構な人のしあわせをうみだしていたりもするわけです。
たとえば,いろんなAPIとかオープンウェア,そのへんから産まれた「人工無能(脳)」と呼ばれるもの。
そりゃ「わかる人にしかわからないし使えない」ものですし,
人工無能ちゃんに至っては,会話が文脈に沿うのは奇跡みたいなもんです。
でも,それがささやかな楽しみだったりするわけで。
そんな楽しみを見に,ロイヤリティを向上させているわたしだったりします。

人工知能をやってた人からみれば噴飯ものの時もあるようですが,
だけど人間並みの人工知能なんてそうそう作れない。
視点を変えてみることが,
意外に早くイノベーションを生み出すこともある,わたしはそう信じています。

わたしは何かモノやサービスを作れる人ではないので,
作る人たちには無条件にリスペクトしますが,
その力を持っているからこそ,とくにマスプロダクトについては,
【誰かを幸せにしたい】という願いを込めて世に出していただきたいと願うものです。

誰かを幸せにしたいという思いは,
マスプロダクトに限らず,子どものおやつとか晩ご飯でも一緒です。

わたしのblogで幸せになる人はそういないと思います。
わたしはそれを目指してないから。
でも,わたしのささやかな声が,世の中のあちこちでモノやサービスを作っている人に届いて,
その人たちの一部でも,「自分のやっていることに間違いはない」と思ってくれることを願います。

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コメント

Schrodingerはここまで理解するはずだったみたい。

投稿: BlogPetのSchrodinger | 2007/01/03 10:29

かつてあたしのつくっている商品は間違いなくお子様を幸せに出来てたと思うの。
天職が見つかるとしたら、病気がなほるとしたら、その確信がえられるかどうかだな。
おたがひに。

投稿: いいじま | 2007/01/07 13:57

いいじまさん
だから作りなさい。
あなたは作れる人なんだから。

投稿: bun | 2007/01/08 22:22

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 一人泣くCMスタッフにこの台詞を言っているのは、50%OFFの文字を頭上に掲げ [続きを読む]

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